授 業 期 間 | 2022年度 前期 | 授 業 対 象 | 指定なし 火1or火2 |
科 目 名 |
芸術の楽しみA
(西洋美術史)
(Fine Arts and Music A)
|
科 目 責 任 者 | 星 聖子 | 単 位 数 | 2単位 |
担 当 者 | 星 聖子※ |
授 業 の 目 的 |
本講義では、絵画、彫刻、建築といった美術作品を通じ、先史時代から近代に至るまでの西洋文化の展開を概観する。これにより学生は、現代社会の重要な一翼を担う西洋文化圏の思想背景を理解し、国際社会で活動するための基本的教養を身につける。 |
教 育 内 容 |
先史時代から20世紀初頭に至るまでの西洋美術の展開を、各時代に隆盛した様式(形の特徴)とともに概観する。 |
教 育 方 法 |
多数のスライドを用い、実際に作品分析を行いつつ、その文化、思想、社会背景について解説する。オンライン動画配信にて実施。 各回ごとに、Moodle上にアンケートを設け、授業内、復習時に生じた質問、所感を受け付け、必要に応じて全体へのコメントフィードバックを行う。 また作品情報を記したスライドリストをMoodleのコース(下記リンクよりアクセス可)に置くので、必要に応じてプリントアウトし、授業に利用すること。 |
準 備 学 習 (予習・復習) |
【講義時間外に必要な学習の時間:60時間】 予習:前回の授業内容をノートにより確認しておくこと。 復習:授業内容をノートにまとめ、必要であれば、参考文献を用い、復習をすること。また、回によっては授業動画再生時間が長い場合があるので、時間割内に収まらない分は予習復習時間を利用し、視聴を進めること。 準備学習の目安時間:4時間/回 |
回 | 担当者 | 項目 | 授業内容 |
---|---|---|---|
1 | 星 【オンライン】 |
西洋美術史1 |
先史美術~エジプト美術 |
2 | 〃 |
西洋美術史2 |
古代エーゲ海美術~ギリシャ・アルカイック美術 |
3 | 〃 |
西洋美術史3 |
ギリシャ・クラシック美術~ギリシャ・ヘレニズム美術 |
4 | 〃 |
西洋美術史4 |
ローマ美術~初期キリスト教美術 |
5 | 〃 |
西洋美術史5 |
ビザンティン美術 |
6 | 〃 |
西洋美術史6 |
ロマネスク |
7 | 〃 |
西洋美術史7 |
ゴシック |
8 | 〃 |
西洋美術史8 |
ルネサンス1 |
9 | 〃 |
西洋美術史9 |
ルネサンス2 |
10 | 〃 |
西洋美術史10 |
ルネサンス3~マニエリスム |
11 | 〃 |
西洋美術史11 |
バロック |
12 | 〃 |
西洋美術史12 |
ロココ~革命期 |
13 | 〃 |
西洋美術史13 |
新古典主義、ロマン主義 |
14 | 〃 |
西洋美術史14 |
写実主義~印象主義~象徴主義、世紀末美術 |
15 | 〃 |
解説 |
授業全体を通じての疑問点、さらなる関心事項について個別に解説する。 |
到 達 目 標 |
西洋美術における様式の概念を理解し、その特徴を自分なりにイメージできるようになる。 |
成 績 評 価 の 方 法 と 基 準 |
試験方法:レポート 実施時期:試験期間外 期末レポート評価100% 授業内にて、レポート課題を発表し、取り組みについての解説を行う。その際、大学生以上のレポートに必要となる項目(考察、引用の作法など)、評価基準について説明する。 |
学 生 へ の メ ッ セ ー ジ (その他注意等) |
様式の特徴は、多くの作例を見て、その共通点を自ら見いだすことにより初めて把握できるものです。授業では、スライドで多数の作例を提示します。授業に出席し(毎回オンライ授業をきちんと視聴し)、「自分なりの」様式を見いだすよう努めて下さい。様式を理解することにより、身近な建築や展覧会で見る美術作品などを、豊かな視野で楽しめるようになりましょう。 |
実務経験の授業 への活用方法 |
担当教員は、民間企業において、宇宙利用開発の要素技術開発エンジニアとしての勤務経験を有します。美術史と専門分野は異なりますが、論理的に対象を分析する手法については共通点があります。この授業では、美術作品を対象に、歴史状況を材料とした論理的作品分析手法を用いて、様式の解説を進めていきます。 |
教科書・参考書 | 書 名 | 著 者 名 | 出 版 社 名 | 定 価(円) |
---|---|---|---|---|
参考書 |
西洋美術史ハンドブック |
高階 秀爾、三浦 篤(編) | 新書館 | 1,995円 |
参考書 |
カラー版 西洋美術史 |
高階 秀爾 | 美術出版社 | 1,995円 |
参考書 |
美術の物語 |
E.H.ゴンブリッチ | ファイドン | 7,329円 |
オンライン授業リンク先
-
Moodle:芸術の楽しみA(星)Moodleコース
Google Classroom:芸術の楽しみA(星)google classroom (クラスコード:hvxw24y)