授 業 期 間 | 2022年度 通年 | 授 業 対 象 | M学部 水4 |
科 目 名 |
健康とスポーツ演習
(Health Sports Seminar)
|
科 目 責 任 者 | 北川 淳 | 単 位 数 | 2単位 |
担 当 者 | 北川 淳 |
授 業 の 目 的 |
運動が不足した生活は,肥満・高血圧・糖尿病・ガンなど様々な疾患を引き起こす。したがって,学生時代に運動習慣を身につけ,生涯に亘り運動を継続してゆくことは,長い人生を健康に過ごす上で重要である。 |
教 育 内 容 |
同じ時間(コマ)に3クラスが開講されているが,更衣室等混雑による感染リスクを下げるため「対面による演習2回(体を動かす)とオンライン1回(基本動作の動画説明やルールの確認,健康・スポーツ科学に関する動画学習など)」をローテーションで行う。 対面による演習授業はグラウンド,テニスコート,体育館にて行う。集団スポーツであるソフトボール,バレーボールでは,基本技術の指導後,試合(ゲーム)の時間を多く取り入れ,その中で適切なプレーができるよう指導する。 テニス,バドミントンの授業では,基本技術を活用して主にダブルスのゲームを楽しむ。 |
教 育 方 法 |
各種目では基本練習中やゲーム中に,状況に応じて個別やチームに指導(アドバイスや見本を示す)を行う双方向型の授業を行う。 バレーボールやソフトボールでは男女別または混合チームでの練習やゲームを予定している。 硬式テニス,バドミントンではボールやシャトルの各種打ち方を動画による説明と演習で実践し,基本練習とゲームを行う。屋外種目の雨天時には,体育館(トレーニングルームや武道場)での運動を行う。 オンライン授業の時は,内容に関する課題を提出する。代表的な提出内容を数例(5件程度)まとめた形で全体に対してフィードバックする。 |
準 備 学 習 (予習・復習) |
【授業時間以外に必要な予習・復習時間:30時間】 授業以外の日常生活の中でも,トレーニングルームを利用するなど積極的に身体を動かし,体力向上を目指す時間等も含む。 予習:各種目のルール等(必要に応じてプリント配布)を確認する。オンライン講義の場合は「各授業内容記載の語 句」について調べておく。 復習:演習内容をノートにまとめておくこと。オンライン授業では繰り返しの視聴により理解を深める。 |
回 | 担当者 | 項目 | 授業内容 |
---|---|---|---|
1 | 北川 【対面】 |
ガイダンス(日付:4/13) |
指定された講義室にて授業内容の説明を行う。その後は自己紹介の時間。更衣不要。 |
2 | 〃 【対面】 |
トレーニングルームの説明(4/20) |
総合体育館1階には設備が充実したトレーニングルームがある。トレーニング(有酸素トレーニングや筋力トレーニング)機器の利用方法について指導する。 |
3 | 〃 【対面】 |
体育館アリーナ種目(4/27) |
受講者のコミュニケーション向上のため,バレーボールなどの球技を予定している。 |
4 | 〃 【オンライン】 |
投球動作について(5/11) |
一流投手のボールの伸びやキレとは? 運動連鎖とは? 動画による分析をもとに解説する。 |
5 | 〃 【対面】 |
ソフトボール①(5/18) |
キャッチボール、トスバッティング、ノックなどを行いボールに慣れる。 |
6 | 〃 【対面】 |
ソフトボール②(5/25) |
基本練習後,チーム編成を行いゲームを行う(男女別を予定)。 |
7 | 〃 【オンライン】 |
健康に関する科学的知識(6/1) |
健康の定義やダイエットの基礎知識(1ヶ月で1kg痩せる)などについて解説する。 |
8 | 〃 【対面】 |
グラウンド種目選択(6/8) |
ソフトボール,サッカー,グランドゴルフなどから選択する。 |
9 | 〃 【対面】 |
グラウンド種目選択(6/15) |
ソフトボール,サッカー,グランドゴルフなどから選択する。 |
10 | 〃 【オンライン】 |
硬式テニス:動画による説明(6/22) |
翌週からのテニス授業のために,ラケットの持ち方,構え方,タイミングの取り方などを動画を用いて解説する。 |
11 | 〃 【対面】 |
硬式テニス①(6/29) |
前週の動画内容について確認後,硬式のテニスボールに慣れるため,ショートテニス(距離を短くしてペアで打つ)から始まり,ボレーを行ってみる。 次にサーブを練習し,コート半面でシングルス(1対1)を体験する。 |
12 | 〃 【対面】 |
硬式テニス②(7/6) |
基本技術のレベルアップ。ショートテニスとボレーが継続することを目指す。ダブルスゲームのルール,審判法,運営法の説明を行った後,ダブルスゲームを体験する。 |
13 | 〃 【オンライン】 |
運動に関する科学的知識①(7/13) |
運動時のエネルギー供給や筋線維組成(短距離タイプかマラソンタイプか)について説明する。 |
14 | 〃 【対面】 |
硬式テニス③(7/20) |
基本練習後,各コートに3~4ペア配置し,ダブルスゲームを行う。 高温時には,体育館でショートテニス(短いラケット,スポンジボール)を行う。 |
15 | 〃 【対面】 |
個別指導(7/28) |
必要に応じて個別指導や質問等の対応。 |
16 | 〃 【対面】 |
後期の始まり 硬式テニス④(9/7) |
基本練習後,各コートに3~4ペア配置し,ダブルスゲームを行う。 高温時には,体育館でショートテニス(短いラケット,スポンジボール)を行う。 |
17 | 〃 【オンライン】 |
運動に関する科学的知識②(9/14) |
骨格筋の収縮様式について解説する。 筋肉痛や病気の予防に役立てる。 |
18 | 〃 【対面】 |
硬式テニス⑤(9/21) |
男女でペアを組む,テニス経験者と初心者がペアを組むなどして,様々なレベルの人たちとテニスが楽しめることを体験する。 |
19 | 〃 【対面】 |
硬式テニス⑥(9/28) |
男女でペアを組む,テニス経験者と初心者がペアを組むなどして,様々なレベルの人たちとテニスが楽しめることを体験する。 |
20 | 〃 【オンライン】 |
運動に関する科学的知識③(10/5) |
筋肥大のメカニズム,筋トレと有酸素運動の順番が違うと? |
21 | 〃 【対面】 |
バレーボール①(10/12) |
基本練習(トス,アタックなど)後ゲームを行い,これらのプレーを実践してみる。 |
22 | 〃 【対面】 |
バレーボール②(10/19) |
基本練習後,チーム編成を行いゲームを行う(男女別を予定)。 |
23 | 〃 【オンライン】 |
運動に関する科学的知識④(10/26) |
運動時の心拍数や運動強度について解説する。 いわゆる「適度な運動」とは? |
24 | 〃 【対面】 |
バドミントン①(11/2) |
各種ショット実践練習とコート半面でシングルス(1対1)を体験する。 |
25 | 〃 【対面】 |
バドミントン②(11/9) |
基本練習後,各コートに3~4ペア配置し,ダブルスゲームを行う。 |
26 | 〃 【オンライン】 |
肥満や体脂肪率の評価方法について(11/16) |
肥満のタイプや体脂肪率の測定方法,「隠れ肥満,細マッチョ」などについて科学的に解説する。 |
27 | 〃 【対面】 |
アリーナ種目選択(11/30) |
バレーボール,バドミントン,卓球,バスケットボールの中から選択する。 |
28 | 〃 【対面】 |
アリーナ種目選択(12/7) |
バレーボール,バドミントン,卓球,バスケットボールの中から選択する。 |
29 | 〃 【オンライン】 |
運動と関連する疾患:痛風(12/14) |
男性に多く発症する痛風(高尿酸血症)。食事,アルコール,運動との関係について解説する。運動選手に痛風は多い? |
30 | 〃 【対面】 |
個別指導(1/11) |
必要に応じて個別指導や質問等の対応。 |
到 達 目 標 |
バレーボール:サーブに対するレシーブがコントロールできる。チームメートをカバーできる。
バドミントン:サーブと基本ショットが安定して打てる。スマッシュが決まる。 これら技術的な目標の他に,協調性やリーダーシップを発揮し,生涯にわたる運動の重要性を理解することができる。 |
成 績 評 価 の 方 法 と 基 準 |
試験方法:なし 実施時期: 各種目の進歩度(30%),受講態度(40%),チームやパートナーに対する貢献度(30%:実施種目を過去部活動で行ってきた者は到達目標に達しているので)を総合して評価する。なお,欠席は減点とする。 |
学 生 へ の メ ッ セ ー ジ (その他注意等) |
受験勉強中は運動する機会が無かったと思いますので,スポーツの楽しさや爽快感を再確認し,生涯にわたって継続できる運動(種目)を見つけてください。 |
教科書・参考書 | 書 名 | 著 者 名 | 出 版 社 名 | 定 価(円) |
---|---|---|---|---|
なし | 円 |