授 業 期 間 | 2022年度 前期 | 授 業 対 象 | 指定なし(OT専攻を除く) 水2 |
科 目 名 |
大学基礎演習
(大学生としての学び方)
(Academic Skills Seminar)
|
科 目 責 任 者 | 大極 光太 | 単 位 数 | 1単位 |
担 当 者 | 大極 光太 |
授 業 の 目 的 |
文章・レポートの書き方の基礎を身につける。 |
教 育 内 容 |
大学生が身につけるべき基本のうち,アカデミックスキルを取り上げる。大学でのレポー トの書き方が分からないという人のために,必要な資料を収集し,読み,理解し,レポートを書くための方法を教える。また, 教員が添削をするのではなく,学生が自分自身で添削できる方法を扱う。 |
教 育 方 法 |
文章とレポートの書き方についての講義と演習を行う。 |
準 備 学 習 (予習・復習) |
【授業時間外に必要な学習の時間:15 時間】
予習:事前にその回のシラバスに目を通し、予習課題があればそれを行う。 授業時間外学習(予習・復習)に要する時間は 15 時間である。 |
回 | 担当者 | 項目 | 授業内容 |
---|---|---|---|
1 | 大極 【対面】 |
オリエンテーション |
授業の内容、授業の進め方、成績評価の仕方、受講上の注意等の説明を行なう。 |
2 | 〃 |
実験ノート・レポートの書き方① |
実験ノート・実験レポートの書き方を演習で学ぶ。 |
3 | 〃 |
実験ノート・レポートの書き方② |
簡単な実験を実際に行い,実験ノートと実験レポートを書く。 |
4 | 〃 |
実験ノート・レポートの書き方③ |
実験レポートを添削する。 |
5 | 〃 |
レポートの書き方① |
一般的なレポートの種類と,書くときの心得を紹介する。 |
6 | 〃 |
レポートの書き方② |
レポートの作成手順とメッセージ(目標規定文)の決め方を紹介する。 |
7 | 〃 |
レポートの書き方③ |
情報収集の仕方(文献調査,テキストの読み方,ノートの取り方)を紹介する。 |
8 | 〃 |
レポートの書き方④ |
構成表(アウトライン)と三部構成(序論・本論・結論)を理解する。 |
9 | 〃 |
文章の書き方① |
文章の構造と形式,順序と階層を理解する。 |
10 | 〃 |
文章の書き方② |
文章の基本原則,ロジックを理解する。 |
11 | 〃 |
レポートの書き方⑤ |
推敲の基本的なやり方を紹介する。 |
12 | 〃 |
演習① |
これまでの内容を演習形式で確認する。 |
13 | 〃 |
演習② |
これまでの内容を演習形式で確認する。 |
14 | 〃 |
確認テストとまとめ |
これまでの内容の確認テストを行い,解説する。 |
15 | 〃 |
個別指導 |
個々の履修者の質問等に答える。 |
到 達 目 標 |
簡潔でわかりやすい文章を書くことができる。 |
成 績 評 価 の 方 法 と 基 準 |
試験方法:その他 実施時期:試験期間外 成績評価はレポート等の課題(60%)と授業時間内で行う確認テスト(40%)で行う。欠席した場合は欠席回数に応じて減点する。全授業回数の3分の1以上欠席した者に対しては、単位を出さない。詳細は初回の授業時に説明する。 |
学 生 へ の メ ッ セ ー ジ (その他注意等) |
大学での勉強の仕方に不安がある人,これまで読み書きの訓練が十分ではなかったと思っている人,そういった人が履修することを想定している。基本的な話なので,多少とも訓練を積んだ人には適していない。他の大学基礎演習とは異なり,履修者の抽選を行わない人数制限なしの授業のため,演習よりも講義中心の授業になる。授業の出席確認,課題の提出はGoogleフォーム,またはGoogleクラスルームを使用する。レポートの作成はパソコンの使用を前提としている。履修希望者は必ず第1回目の授業に出席し、説明を聞いてから履修を決めること。 |
教科書・参考書 | 書 名 | 著 者 名 | 出 版 社 名 | 定 価(円) |
---|---|---|---|---|
教科書 |
レポート作成のためのガイドライン (入学時に無料配布) |
北里大学 編 | 円 | |
参考書 |
新版 論文の教室 レポートから卒論まで |
戸田山和久 | NHKブックス | 1,320円 |
参考書 |
レポートの組み立て方 |
木下是雄 | ちくま学芸文庫 | 780円 |
参考書 |
数学文章作法基礎編 |
結城浩 | ちくま学芸文庫 | 950円 |