授 業 期 間 | 2022年度 後期 | 授 業 対 象 | 指定なし 木2 |
科 目 名 |
教養演習C
(ドイツ語の詩)
(Liberal Arts and Sciences Seminar C )
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科 目 責 任 者 | 風岡 祐貴 | 単 位 数 | 1単位 |
担 当 者 | 風岡 祐貴 |
授 業 の 目 的 |
この演習では外国文学を身近に感じられるように、ドイツ語で書かれた詩を読みます。この演習の目的は二つあります。第一に外国語で書かれた作品を読み、考える力を養うことです。そして第二にドイツ語の復習を行い、知識の定着を図ることです。 |
教 育 内 容 |
演習ではドイツ語の文法の復習を前半に行い、後半でドイツ文学とりわけドイツ語の詩を扱います。また詩を理解するために必要な背景、たとえば社会や歴史も同時に学び、さらに日本との比較も行います。 |
教 育 方 法 |
演習前半のドイツ語文法の復習では、問題を解いたり例文を読んで発音を練習したりします。また問題を解いた後は、各自の解答を確認し、フィードバックを行います。 |
準 備 学 習 (予習・復習) |
【授業時間外に必要な学習の時間:15時間】 予習 次回の演習で扱うテーマについて参考文献を図書館で探し目を通しておいてください。予習時間の目安は30分です。 復習 内容を整理し、よく理解できなかったところは次の演習で質問できるようにしてきてください。復習時間の目安は30分です。 |
回 | 担当者 | 項目 | 授業内容 |
---|---|---|---|
1 | 風岡 【対面】 |
ガイダンス |
講義内容や演習の進め方、評価方法について説明する。 |
2 | 〃 |
ドイツ1 |
ドイツ語の詩を理解するために、ドイツの社会や歴史について参加者と議論する。/文法は現在人称変化の復習を行う。 |
3 | 〃 |
ドイツ2 |
ドイツ語の詩を理解するために、オーストリアの社会や歴史について参加者と議論する。/文法は定冠詞の復習を行う。 |
4 | 〃 |
オーストリア1 |
ドイツ語の詩を理解するために、オーストリアの社会や歴史について参加者と議論する。/文法は不定冠詞の復習を行う。 |
5 | 〃 |
オーストリア2 |
ドイツ語の詩を理解するために、オーストリアの社会や歴史について参加者と議論する。/文法は不規則動詞の復習を行う。 |
6 | 〃 |
ドイツ語の詩1 |
ドイツの詩人を紹介し、演習で扱う作品を決める。/文法は人称代名詞について復習する。 |
7 | 〃 |
ドイツ語の詩2 |
選んだドイツの詩人の人生について調べる。/文法は前置詞を復習する。 |
8 | 〃 |
ドイツ語の詩3 |
選んだ詩人の詩から一編を取り上げ、各自で翻訳を試みる。/文法は前置詞を復習する。 |
9 | 〃 |
ドイツ語の詩4 |
分析した詩について参加者が考えたことを議論する。/文法は助動詞を復習する。 |
10 | 〃 |
ドイツ語の詩5 |
ドイツの詩人の中からもう一人扱う詩人を決める。/文法は分離動詞を復習する。 |
11 | 〃 |
ドイツ語の詩6 |
扱う詩人の人生について参加者がまとめる。/文法は命令形を復習する。 |
12 | 〃 |
ドイツ語の詩7 |
選んだ詩人の詩を一編取り上げ、各自で翻訳をする。/文法は形容詞を復習する。 |
13 | 〃 |
ドイツ語の詩8 |
分析した詩について参加者が考えたことを述べ、議論する。/文法は再帰動詞・再帰代名詞を復習する。 |
14 | 〃 |
まとめ |
演習で学び考えた成果を示す |
15 | 〃 |
解説 |
テストの解説と確認 |
到 達 目 標 |
ドイツ語の詩を学ぶことで外国語の文学への理解を深め、文学作品やそのほかのテクストを細かく分析し解釈する力を身につける。自らの言語能力を見直すきっかけを作る。 |
成 績 評 価 の 方 法 と 基 準 |
試験方法:なし 実施時期:
口頭試験(30%)、演習中の議論への貢献度(70%) |
学 生 へ の メ ッ セ ー ジ (その他注意等) |
ドイツ文学をはじめ外国文学はあまりなじみがないと思います。高校の教科書や課題図書で外国文学が扱われることはありますが、それでもあまり親しみはわかないと思います。外国文学を原語で読むことで、そのおもしろさが少しでも伝わればと思っています。 |
教科書・参考書 | 書 名 | 著 者 名 | 出 版 社 名 | 定 価(円) |
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なし |
毎回、資料を配布します。 |
0円 |