授 業 期 間 | 2022年度 前期 | 授 業 対 象 | 指定なし(OT専攻を除く) 木2 |
科 目 名 |
大学基礎演習
(大学生としての学び方)
(Academic Skills Seminar )
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科 目 責 任 者 | 風岡 祐貴 | 単 位 数 | 1単位 |
担 当 者 | 風岡 祐貴 |
授 業 の 目 的 |
この演習の目的は「読む」、「書く」、「調べる」の三つの技能を身につけることです。この三技能の習得を目的にした理由は、どのような専門の学生であっても、関連文献を調べ、資料を読みこみ、文章を書くことは大切だと考えたからです。 |
教 育 内 容 |
まず「調べる」については、大学の成り立ちや歴史を対象に調べます。次に「読む」ですが、英語と日本語のテキストを輪読します。読み物としては、大学をテーマにしたエッセイや文学作品を扱う予定です。最後に「書く」については、参加者がエッセイを執筆します。資料の調べ方、文献の読み方は各回の演習の中で具体的に学び身につけていきます。 |
教 育 方 法 |
この演習は三部構成です。第一部は、日本の大学の成り立ちや北里大学について各人が調べ、議論を行います。 |
準 備 学 習 (予習・復習) |
【授業時間外に必要な学習の時間:15時間】 予習 次回の演習で扱うテーマについて参考になりそうな文献を図書館などで探し目を通しておいてください。予習時間の目安は30分です。 復習 内容を整理し、よく理解できなかったところは次の演習で質問できるようにしてきてください。復習時間の目安は30分です。 |
回 | 担当者 | 項目 | 授業内容 |
---|---|---|---|
1 | 風岡 【対面】 |
導入 |
演習の内容や授業の進め方、評価方法について説明する。 |
2 | 〃 |
日本の大学の成り立ち |
日本の大学の歴史について参加者が興味を持ったことを選び、資料を調べる。 |
3 | 〃 |
日本の大学の成り立ちと北里大学 |
北里大学は日本の大学の歴史の中でどのように位置づけられるかを、参加者が考え議論する。 |
4 | 〃 |
「大学」をテーマにした英語のエッセイを読む1 |
エッセイの作者やその概要について説明する。参加者は輪読を行う。冒頭部を読むことでテキストの中心になると考えられる問題を予想し議論する。 |
5 | 〃 |
「大学」をテーマにした英語のエッセイを読む2 |
引き続き参加者は輪読を行う。前回読み終えた部分を振り返りながら、引き続き冒頭部を読み進める。 |
6 | 〃 |
「大学」をテーマにした英語のエッセイを読む3 |
参加者は輪読を行う。エッセイの中心部を読み進めるとともに、このエッセイの特徴についても考える。 |
7 | 〃 |
「大学」をテーマにした英語のエッセイを読む4 |
テキストの後半部に入り、結論を予想して読む。そしてエッセイを読み終えた後は、各自考えたことをまとめる。 |
8 | 〃 |
文学作品を読む1 |
これまでに学んだことを活かして日本語の文学作品を読む。 |
9 | 〃 |
文学作品を読む2 |
これまでに学んだことを活かして日本語の文学作品を読む。 |
10 | 〃 |
文学作品を読む3 |
これまでに学んだことを活かして日本語の文学作品を読む。 |
11 | 〃 |
「大学」をテーマにしたエッセイの執筆1 |
エッセイとは何かについて考える。 |
12 | 〃 |
「大学」をテーマにしたエッセイの執筆2 |
エッセイの構成を考える。 |
13 | 〃 |
「大学」をテーマにしたエッセイの執筆3 |
書き上げたエッセイを持ち寄り、参加者と議論する。 |
14 | 〃 |
まとめ |
学習内容の定着度を測る。 |
15 | 〃 |
解説 |
テストの解説を通して一年間の学習内容を振り返る。 |
到 達 目 標 |
研究テーマに適う資料を探し出し、自身にとって重要な知識を得て発表する力を鍛える。 |
成 績 評 価 の 方 法 と 基 準 |
試験方法:なし 実施時期:
議論への貢献度(55%)とエッセイ(45%) |
学 生 へ の メ ッ セ ー ジ (その他注意等) |
「大学基礎演習」は、学び方を身につけるだけでなく、「なぜ大学で学ぶのか」を考えるための演習であると思います。そのためこの演習を通して、学ぶ意義についても受講者と考えていくつもりです。 |
教科書・参考書 | 書 名 | 著 者 名 | 出 版 社 名 | 定 価(円) |
---|---|---|---|---|
なし |
毎回、資料を配布します。 |
0円 | ||
参考書 |
高校で使った国語便覧を持参して下さい。 |
0円 |